BALIUS250
1991-1996
ZXR250譲りの高回転高出力エンジンを
専用設計されたフレームに搭載する
走りに重点を置いたスポーツネイキッド
250クラスとは思えない充実の装備も魅力
ギリシャ神話に登場する不老不死の神馬の名を冠したクォーターネイキッドで、その名の通り跳ね馬エンブレムがシンボルである。
ZXR250の高回転エンジンを中低速に重視し、かなり強烈なインパクトを放つモデルだった。
専用開発された高張力鋼管製ダブルクレードルフレームに搭載されたパワーユニットは、きわめて過激なパフォーマンスを誇ったレーサーレプリカのZXR250用（91年にショートストローク化されて登場した2世代目エンジン）をほとんどそのまま流用したもの。
クランクマスを若干変更（重く）したといわれたものの、スペックデータはほぼ共通だった。
その走りっぷりは非常に元気のいいジャジャ馬感覚。ネイキッドながら、レプリカ系に負けないだけのポテンシャルを誇っている。右手の操作に対してまさに俊敏にレスポンスする元気のいい噴き上がりと1万回転オーバーでもグイグイ加速していける感覚は同クラスピカイチの存在。レーサーレプリカに匹敵するスポーティーな走りを実現した。
その一方、アクセルの開閉操作に対して敏感に反応するゆえ、走りがギクシャクし易い。
さあ！バリオスを知ろう！
1991年
 
カラーは、レッド、ブルー、ブラックの３タイプ
1991年４月登場 水冷４ストＤＯＨＣ４バルブ並列４気筒
249ｃｃ 当時の限度値の４５馬力モデル
４５ｐｓ・5000ｒｐｍ
乾燥重量：141ｋｇ
当時価格：49万9000円
1992年
 
従来のブルーが廃止され、新たにパールティグリーンが加わった。
スペックなどの変更はなし。
1993年
 
新馬力規制により40psへ最大トルクも小さくはなったが低中速でのトルクを増し、街なかでの走行によりフィットするようになる。
1994年
 
好評のブルー色が若干変更になる。
スペックの変更は無し
1995年
 
フューエルメーター（ガソリンメーター）を追加し使い勝手を向上した。
1996年
ツートンカラーが特徴的な限定モデル
白×赤のツートンカラーが限定1000台で販売された。
当時価格：５１万円
KAWASAKI BALIUS サービスデータ
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| 1991 ZR250-A1 |
1992 ZR250-A2 |
1993 ZR250-A3 |
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| 1994 ZR250-A4 |
1995 ZR250-A5 |
1996 ZR250-A6 |
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